2007年 劇場用映画『となり町戦争』


ストーリー


どこにでもありそうな地方都市の郊外にある町、舞坂町———-。
その町に住む旅行代理店に勤めるごく普通のサラリーマン、北原修路は何気なく目にした町の広報紙のある記事に驚く。


『となり町との戦争のお知らせ』
舞坂町はとなり町の森見町と戦争をします。
開戦日5月7日、終戦予定日は8月31日・・・・。

しかし開戦日を迎えても、全く町の様子は変わらなかった。
北原の脳裏から戦争のことが薄れつつある矢先、町役場からの郵便が届く。

“戦時特別偵察業務従事者の任命について”。
それは町役場からの招集だった。偵察業務に就くことになった北原は、業務遂行の為に対森見町戦争推進室の香西瑞希という女性と森見町に潜入し、仮の夫婦として暮らすことを命じられる。

平凡な日常に潜む目に見えない戦争が、すこしずつ北原を飲み込んで行く・・・。